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「薪にならずにテーブルに」

昨年秋。丸太を切ったまま使用していない手持ちの材料があるので利用できないかというご相談をお受けしました。

ご自宅の材料を見せていただくと厚く割いた桜の木が数枚保管してありました。

長さが短く木口割れが大きかったので、幅を広く接ぎ合わせることで天板のサイズを確保しました。

天板の厚みは50mm。天板に負けないように脚は安定感のあるデザインに。スチール製でつや消しの焼き付け塗装で仕上げています。

オイル仕上げの天板がどんな表情に変わっていくかがとても楽しみです。

削ってみるまで天板として使える材か分からない状態でしたが、無事に良い天板が完成して安心しました。

もしかしたらお風呂の薪にしていたかもしれないとのことでしたが、立派なテーブルに変身しました。